ペールトーンの誘惑
Temptation of the pale tone




時が経ても色褪せない写真があります
繰り返し読み返すたびに心が震えてしまう
大好きな小説のように


甘く切なく
少女の中の光と影、繊細に揺れ動く淡い心
そんな空気、色が感じれるような




瑞々しいウエットな質感でスタイリング





ブルーは悲哀の色
ピカソの青の時代は親友が恋に破れて
自殺したことをきっかけにはじまったとされる




髪の分け目を右に左に変えてみながら
いつもと違う毛の流れに挑戦
1;9分けで立ち上がるようにスタイリング
わざとルーズにしてみたり 
完成のちょっと手前で止めておく




繊細な空気を大切にして
必要以上のことをしない





少女は説明不要な生きもの
矛盾と不条理を常にはらんでいるから
そんな危うさをスパイスとして
ほんの一匙ほどこしました




流行りものは、いつか劣化してしまう
本当に良いものは時間を超える







ブルーは闇に最も近い色







目覚めた朝の空に映る、感じる、透明なブルー




Written by M. Nakada 
Hair J.shinohara
Make A.Koide